Acc-u-Trans とは

異なるCADシステム間でデータ交換を行う場合、中間汎用フォーマット(IGES、STEPなど)やダイレクトコンバータなどを使用したB-REP(Boundary Representation)でのデータ交換を行う場合がほとんどです。
このB-REPでのデータ交換を行った場合、幾何要素や位相要素、アセンブリ構造の形状のみが変換され、CADモデル内のツリー構造やフィーチャ情報までは変換できません。また、変換精度やそれぞれのCADシステム上で設定されているトレランス、CADモデル内の品質など、CADシステム特有の挙動により、変換後、様々な問題が発生しています。
これらの問題は、スムーズな流通プロセス(全体最適)を実現する上で大きな妨げになります。

Acc-u-Transでは、CADシステム内でモデルを構築しているフィーチャを変換します。
それは形状だけを伝えるのではなく、モデルの作成手順やノウハウなどの設計情報をも伝えることが可能になります。
フィーチャが変換されることで、変換後の設計変更の対応や金型製作に向けたデータの追加工、解析分野でのモデルの簡素化(穴形状の除去など)など、様々な分野(部署)間でのスムーズな流通プロセスを実現します。
また、設計情報の継承が可能になることにより、設計・製造プロセスの中で、必要な情報の欠如が最低限に抑えられるため、本来の3次元CADの理想としている設計リードタイム、製造リードタイムの短縮が図れ、コスト削減に結びつきます。さらに、過去の資産データを有効利用することにより、知識財産として、3次元モデルの更なる価値を生み出します。